
肩こりについて
最近、私たちのクリニックでは、頭痛、肩こり、腕のしびれ等の身体症状を訴える方をよく診察します。そのような方は7割ぐらいの方が噛み合わせを調整するだけで、症状の消失、もしくは症状の改善が見られます。
頭痛、肩こり、腕のしびれ等の身体症状と不正な噛み合わせは、皆さんがお考えになっているよりもはるかに密接なつながりを持っています。
なぜ不正なかみ合わせから、この様なことが起こるのでしょうか?
まっすぐに噛んだとき、右側だけ噛んでいて左側が噛んでいなかったらどうでしょうか?
これは、右足に靴を履いて左足が裸足のようなものです。そんな状態でも普通に歩くことは出来ますが、これがずうっと続いたら、足の回りの関節や筋肉に多大な影響を与えます。これと同じようにまっすぐに噛んだとき、右側だけ噛んでいて、左側が噛んでいなかったら口の周りの靱帯と筋肉にストレスが溜まり、その筋肉は、頭蓋骨、首.肩、腕につながっているため頭痛・肩こり・腕のしびれ等の症状が出てきます。
またまっすぐに噛んだときには大丈夫であっても、横に歯ぎしりしたときに、スムースに動かなくて引っかかる感じや、全く動かないときにもこの様な症状が出ます。
このような原因は、天然歯の場合でも十分にありえることではありますが、歯科医の作った金属の噛み合せの調整が不十分であったときなどにも起こります。
歯科医院で金属を入れもらい、最初は
「ちょっと噛み合わせがヘンだなぁ」
と思ったものでも、噛んでいるうちに慣れてしまったりすることがありますが、そのままほうっておくと頭痛、肩こり、腕のしびれ等の身体症状がでたり、数ヶ月から数年後には入れた金属の歯が、根もろとも揺れてきます。
不正な噛み合わせを与えられた場合、これは、決して慣れてはいけないものなのです。もちろん歯科医がきちんと調整しなければいけないことです。そしてこの肩こりなどの原因となっている不正な噛み合わせは、歯の周りにある骨をとかします。
また、歯周病も歯の周りの骨をとかします。不正な噛み合わせに歯周病が加わると急速に骨をとかしますので、しっかりチェックしてもらいましょう。
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