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2023.05.28

昨日は、豚顎の実習をしていました。

昨日の診療が終わった後、楠本先生が豚の顎を使った実習をするというので
雑用をしながら、付き合っていました。

外科はしっかりした知識のもとで、何度も切って、縫合することが重要です。
知識だけあっても、上手くらなないし、技術だけあっても知識の裏打ちがないと
上手くはできないです。

しっかりした知識の裏打ちがあって、さらに、豚の顎などを使って何回も切ることにより
一気に上達すると思っています。

楠本先生と話をして、月に3回は豚の顎を切る実習をすることにしたので
昨日は、見ながら、ちょっとしたアドバイスをしていました。

その後は、患者さんの模型を咬合器につけて、ワックスアップです。
ワックスアップとは、例えば家を作る前に、ミニチュアの模型を作るようなもので
実際の患者さんの治療計画を作って、患者さんの模型の問題点を、削ったり、ロウで盛ったりして
理想的な咬み合わせになるように、作っていく事です。

それを作ることによって、最終的なイメージがつくのと、
逆に、この患者さんはこの治療計画ではうまくいかないんだと理解できて
治療計画の練り直しをしなければいけないんだとわかったりします。

今回は、先生が治療計画を作ったので、その通りに実際になるのか
ワックスアップした方がいいよアドバイスをしたので、
先生がワックスアップをしているのを見ながら、コツを教えたりしていました。

私は、20時20分ごろにはアドバイスをして帰りましたが
楠本先生はもう少しやってから帰ると言っていました。
私の経験だと、これをやるとイメージが格段に上がるので、それを繰り返すと
今度はワックスアップをしなくても、かなり頭の中でイメージがわいてきます。

自分の時間を削って、日曜日や、仕事が終わった後にコツコツとやるしかないので
こんなことをしている歯科医師は、ほとんどいないと思います。
(これは治療費に入らないので、これをしたことにより、
患者さんからお金をいただくことはないです。)
これをやると、日曜日もあっという間に終わってしまいます。
入間市で言えばたぶん、当院しかしていないのではと思います。
でも、一流の歯科医師は、みんなやってきたはずです。

明日、どんなワックスアップになっているか楽しみです。

今日の自分よりも、明日の自分の方が進歩できるように今日もベストを尽くします。

あいり歯科クリニックでは、入間市を中心に、所沢、飯能、狭山、埼玉県全域
東京から多くの患者様にいらしていただいております。

歯周病治療、インプラント治療、審美治療、矯正治療、かみ合わせ治療などを駆使して
患者様にベストなプランから、患者様のニーズに合わせて治療プランを提供させていただき、
一生自分の歯でおいしい食事をできるように心がけております。

あいり歯科クリニック 理事長 毛内惟雄

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